【お茶×〇〇特集:第1弾】ほうじ茶梅酒・玉露梅酒をつくってみました!

今年の夏、福寿園オンラインショップでは、【お茶×〇〇】特集と題しまして、さまざまなお茶の楽しみ方を、いろんな角度からご紹介させていただきます。水出し茶だけではない、さまざまな楽しみ方をご提案できればと思っております。

第1弾となる今回は、【お茶×梅酒】

6月は、スーパーや特集コーナーなどで、梅が売り出され、ご家庭で梅酒をおつくりになる方や、秘蔵のマイ梅酒をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

梅酒がおいしいこの時期、ちょっとしたひと手間で、いつもと違う風味を味わってみませんか。

今回は、2種類のお茶の葉を梅酒に漬け込んだ、【ほうじ茶梅酒】【玉露梅酒】を作ってみます!

用意する茶葉は、良質のお茶を丁寧に焙じて香ばしく仕上げた「平安ほうじ茶」、茶葉にまろやかな旨味をしっかり蓄えた「玉露金閣」。そのほか必要なものも含め、材料は下記となります。


・茶葉各種 8g(※ほうじ茶…大さじ3杯ほど、玉露…大さじ軽く2杯ほど)

・お茶パック(※市販のもので結構です。オンラインショップでも販売中)

・梅酒 300ml(※燻製などの香りづけがされていないものをおススメします)

・500mlくらい液体が入れられる入れ物(※瓶でもポットでもタッパでもかまいません)


それでは、レシピをご紹介していきます!とっても簡単なので、よろしければお試しください。

<つくりかた>

1)あらかじめ消毒しておいた保存瓶(ポット)の中に、お茶パックにいれた茶葉を入れます。

2)茶葉が浸るように、梅酒を注ぎます。

3)蓋をして、冷暗所もしくは冷蔵庫で1日漬け込みます。仕込みはこれだけで終わり!


1日経つと、漬け込んだお茶が梅酒に染み出し、色が変わっているのがわかります。

左から、ほうじ茶・玉露・通常の梅酒と並んでいます

特に色が変わるのは、水色が茶色になるほうじ茶!お茶の色がしっかりしみ込んでいるのがわかります。もちろん色だけではありません。お茶の風味を閉じ込めたとろりとした梅酒は、蓋をあけた瞬間、それぞれのお茶の香りがふわりと漂います。

ロック氷を入れたグラスに注いだほうじ茶梅酒は、特に琥珀色がうつくしく、見ているだけで食欲をそそられました。

そして肝心のお味は、といいますと…

口に含んでみると、梅酒の甘い味わいの中に、香ばしいほうじ茶の風味がしっかりと溶け込んでいました。少しほろ苦さも加わり、コクのある大人向けの梅酒に仕上がっています。

玉露梅酒は、玉露が持つ青々しい香りがほのかに感じられ、お茶の旨味とお酒の甘味が混ざり合って、後味のやさしい梅酒に仕上がりました。

茶葉の量を少なくしたり、お酒の量を増やしてみたり、漬ける時間を短くしてみたり、自分好みにカスタマイズしてみるのもおすすめです。


<お酒のあてにおススメ。「ラペソー」風 お茶のお漬物>

本日は、お茶を使ったお酒のアテもおすすめします。ご紹介するのは、東南アジア・ミャンマーの郷土料理「ラペソー」をヒントにしてつくった、お茶のお漬物です。

「ラペソー」という言葉を初めて聞かれた方も多いのではないでしょうか。「ラペソー」の語源は、「湿ったお茶」。その名の通り、やわらかい茶葉を発酵させてつくるお漬物のようなもので、ミャンマーでは非常にポピュラーな食べ物として親しまれています。

今回は、日本人の味覚にも合うよう、水気を切った茶殻をお茶パックに入れ、ぬか床に1週間ほど漬け込んだあと、ピーナッツ・鷹の爪・オリーブオイルで和えて仕上げました。

そのままもいいですが、パスタやチャーハンに和えたり、チーズなどと一緒にお召し上がりになるのもおすすめです。

じめじめした梅雨の日々、今日はいつもとちょっと違う「お茶時間」を過ごしてみませんか。


<本日使った商品はこちら>

・平安ほうじ茶(15g、ティーバッグ・100gなどございます)
・玉露金閣(40g、ティーバッグ、缶タイプなどございます)
・お茶パック

福寿園オンラインショップでお求めいただけます。どうぞそちらもご覧くださいませ。


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