お茶の種類 Type of Tea – シーンに合わせて楽しくセレクト

てん茶(碾茶)- 千利休が愛した「茶の湯」の抹茶

てん茶とは、いわゆる抹茶のこと。摘み取られた茶葉を蒸してそのまま乾燥させ、精選のうえ茶臼でひいて抹茶とします。鮮やかな色と香りは素晴らしく、世界中の人々を魅了しています。

玉露 – おいしいお菓子と頂きたい

王露は、蒸した茶芽を揉みながら乾燥させたもので、香り高い緑茶の高級品です。お客さまのおもてなしや、美味しい和菓子を添えての小粋なティータイムにどうぞ。

煎茶 – 気取らないティータイムにぴったり

煎茶には、“八十八夜”前後に摘まれた一番茶と、夏芽を摘む二番茶などがあります。煎茶の歴史は抹茶にくらべ約300年と新しいのですが、ご家庭で広く愛用されているお茶です。

番茶 – 家族みんなで楽しめる味と香り

番茶は“晩茶”。つまり遅くに採る茶という意味ですが、今では夏・秋・春のいずれかに、硬化茶葉を刈り取って製茶されます。お子さまからお年寄りまで、どなたにも愛される味と香りです。

烏龍茶 – 独特の香気がたまらない

茶葉を発酵させ、釜炒りして高熱で発酵を止め、揉捻してつくります。発酵の度合いは緑茶と紅茶の中間で、独特の香りがします。最近ではダイエット効果が話題となり、若い女性の人気を呼んでいます。

ジャスミン茶 – お洒落な香りのジャスミンティー

茉莉花(ジャスミンの花)を乾燥させ、中国緑茶に混ぜた花茶です。ジャスミンの芳香がそのまま楽しめるこのお茶は、その香りをじっくりと愛でたいもの。ティー専門店では、女性に人気の高いアイテムとして定着しています。

紅茶 – ちょっと英国風に優雅に決めたい

摘み取った茶葉を長時間しおれさせ、生葉の酸化酵素の働きを活発にさせ、発酵、揉捻させた発酵茶です。もちろん、茶葉は緑茶と同じ葉ですが、発酵により独特の香気を作りだします。お気に入りのティーカップで、英国風の優雅なティータイムを。